過去に一口馬主クラブの所属馬で顕彰馬に選定されたのはタイキシャトル、オルフェーヴル、ロードカナロア、ジェンティルドンナの4頭。JRA公式の「競馬の殿堂」内でオルフェーヴルの獲得賞金は総額15億7621万3000円と書かれている。
また、種牡馬になった際には獲得賞金を上回る評価額で取引されたというのだから、1頭で30億円以上を稼ぎ出した事になる。この金額が出資した40口で分配されるのだ。もちろん税金や進上金があるので満額もらえるわけではないのだが、条件によっては家が買えてしまう金額が分配されるのである。
はじめに、「一口馬主」と馬主とついているが実際の馬主になれるわけではないので、その点だけ注意が必要だ。
では一口馬主はどの様に成り立っているか。馬主である「クラブ」が競走馬に値段をつけ40口~2000口で分割し、会員に出資を募るといった金融商品取引法に基づく商品ファンドである。
例として挙げるならば、今年の無敗の牝馬二冠を達成した「デアリングタクト」は募集時に馬主であるノルマンディーサラブレッドレーシングが1,760万という値段を馬につけ、400口に分割し、一口4.4万円で希望する会員に出資を募ったという流れである。
普通の商品ファンドと異なる事は、出資金額の他に競走馬にかかる維持費等を毎月支払う事があげられる。また、レースで走る毎に分配金がもらえるところにも違いがある。
JRAにおいて地方交流競走も含め1勝でもできる確率はおよそ33%程度で3頭に1頭と言われている。現在3歳馬までの近10世代分のデータをとってみると、ちょうどディープインパクト産駒の登場と同じ時期に重なった。「あのディープの子供に出資できる」という出来事は、一口馬主クラブの会員増加と躍進につながったと私は考えている。
話を戻し、GI馬を輩出しているクラブで勝ち上がり率が40%を超えているのは8クラブある。やはりトップはノーザンファームの期待馬を多く集める「サンデーレーシング」だった。勝ち上がり率は54.6%で49頭の重賞馬、17頭のGI馬を輩出している。
続くのは冠名レッドでお馴染みの「東京ホースレーシング」が51.9%の勝ち上がり率をマークしている。そしてわずか2世代目にしてラヴズオンリーユーでオークスを制覇した「DMMドリームクラブ」が51.7%、40口クラブを除く一口馬主クラブで唯一のダービー馬レイデオロを輩出した「キャロットファーム」が50.5%と続く。
以下「社台レースホース」49.9%、「シルクレーシング」48.4%、「GIレーシング」44.4%、「ロードホースクラブ」44.0%となっている。やはり一口馬主にて勝ちを経験できる事は、初めての人にとって何よりの忘れられない経験になる。私も初めての優勝馬、口取りの写真は今でも部屋に飾ってあり良い思い出だ。そして人それぞれ、重賞やGIといった次の夢へとつながっていくのである。
先ほどは勝ち上がりについて触れたが、次はGIでの数字について触れたい。今年のGIレースにおける一口馬主クラブの躍進は凄まじい。高松宮記念から宝塚記念までの間に行われたGIは12レース。うち一口馬主クラブの所属馬がフェブラリーSを除き11レースで馬券に絡んでいる。
馬券に絡んだ馬の割合は36頭中21頭。その中でもNHKマイルC、オークス、安田記念は3着内独占。大阪杯、桜花賞、天皇賞(春)はワンツーフィニッシュである。競馬新聞において前走着順や持ちタイム、コース成績などの他に「馬主」まで注目しなければいけない時代になっているのではないだろうか。
一口馬主クラブは、オルフェーヴルの様な馬に出会えれば家まで買えてしまうような40口クラブから、2000口に分割され数千円で参加できるクラブまで、現在20クラブ以上が存在している。自身にあったクラブを見つけられれば、馬券以外の思わぬ競馬の楽しみ方を見つけられるかもしれない。
出資当時は無名だし、走るかもわからない。
そりゃ結果論から言えば、
家が買えるかも知れないけど、
1歳時点で150万円出せる“庶民”はなかなかいないと思う。
これで未勝利のまま引退だったらと考えると…
1勝するだけでもどれだけ大変か…
あと怪我や病気等のトラブル多いし、頭数少ないと本当につまらないと思うよ。
馬主になれるように頑張ります。
さすが勝己氏。巧くやっている。
そもそも馬主稼業は趣味の延長線です
貴殿は詐欺に引っかかる可能性が大きいので注意していただきたい
紹介された歴史的名馬に出会えるのはほんの一握りだからね。
馬が好きでやる分は良いですが、一口馬主は儲け話ではありませんので。
どれだけお金を使うことか、よく知ってからやるべきです。
一口馬主は元を取れるか?みたいな記事もたくさんあるから、少し読んだらリスクが大きいのがわかるよ。
あくまでステータスと、馬好きがするもの。
出資馬馬が骨折等で長期で休んでも一定の管理費、会費を払い続けなければならない。複数同時期に休まれると痛すぎる。人気の調教師なんて馬房が空かなくてずっと牧場暮らし。
一口馬主といっても実際には馬主では決してない。安く購入した馬を何割か上乗せし会員に購入させ、苦労して賞金を獲得してもクラブの中抜きが激しい。
ファンドです。昔、7才まで走って1億円以上稼いだ馬に出資したが、トータル的には馬代含めホントにトントン位だった。
走る馬に出会うなんて大手クラブでもなかなか難しい。
下手をすると出資金で家が建つ。
POGよりちょっとディープなところで程度に考えた方いい。
儲けるものではない。
祝勝会が一番楽しい。
40口なら維持費もそれなりでG1一つくらいでは
元を取れないと聞きましたが。
40口なら年どのくらいかかるとか詳しく書け。
ギャンブルの基本、儲かるのは胴元。つまりクラブ。
家が買えるとか、間違っても言っちゃダメでしよ。
夢を買うくらいにしないと。
これからやろうとしてる人へ、本賞金の80%を口数で割った分が取り分だと考えてる人が大半だと思いますが、そんなにもらえませんよw
色々とさっぴかれますから。
名馬をデビュー前にどうやって見定めるのさ。
毎月会費があるもちろん餌代もだ
また海外遠征費や保険代など経費が掛かる
また稼げば当然税金も納めないといけない
当然1頭だけではリスクがあるから
何頭も持つそうなると経費等がかさむ
儲かるか儲からないかはほんの一握り
自分は出資馬がダービーに勝つ事願い出資してる
何とか勝ち上がりも安馬で6割超えしたり一時かなり努力しましたが、
それでも100万単位で損してます。
それが一口ですね。この趣味はほんとにお金食う。
最近ならブラストワンピース何かも一口数万円500口だしね。
でも、勝ったときは地方の交流戦でも最高に嬉しい。
もし買えるなら当たりを引き続けるか、40口で最初に化け物を引いて、引退したらそれで即辞めることができないとダメ。
大抵は、引くのに年がかかり、勝つと楽しいからまた買って、それがペイできずズルズル…。
収支がプラスなんて一握り、趣味の延長で負けてもいいと思える馬好きでないと一口なんて続けられませんよ。
ただ自分の払った金で実際のレースで走るってだけでも胸熱です。
一口馬主と言っても口数が少ないのは一般販売がないものも多い
また、競争馬が現役なら厩舎への預け賃もクラブ員で賄う
JRAの厩舎への預け賃は約80万/月
そのお金は会員が払う会費に含まれているよ。
『馬を持ちたい』という夢を叶えるために金を払って楽しむ遊びだね。
投資としてはリスクが高すぎるというか、儲けを期待するのはかなり難しいでしょう。
あと、そもそも出資クラブ会員であって馬主じゃない。
一口馬主に回収率は気にしてもいいけど、利益を求めるのは馬鹿。
投資目的の人なんか居ないだろ。居ても少数。それなら株でも買った方が余程可能性はあるんじゃないの。
数百口のクラブなら、自分の馬が出走して応援するのを楽しみに程よい出費で出来ると思うけど。
現在も含めて6頭に出資してます。
6頭で3勝 もちろん赤字ですが馬券では楽しめない競馬があったりします。
もちろん
アーモンドアイ・オルフェ・ジェンティル・ブエナのような馬の一口を持つと信じてこれからも毎年出資しますね!!
まぁ
夢ですね!笑
オルフェーヴルのような上にG1馬がいるような馬は募集価格も高くて抽選倍率も高い。
一口で家を買えるほどの相馬眼があるのなら馬券師か実際の馬主になったほうがいい。
そもそもレースに出走できるかどうかも怪しい。
募集の段階で、この馬に4.4万円出すかと言われると「うーん・・」
母に実績無いし、父も種牡馬としては未知数。購入はためらうね。
オルフェーヴル然り。
基本的に一口馬主で儲けようと考えない方が良いと思う。
収益で家を建てようなんて無謀だな。
馬主本業よりは安価の支出で、馬主感覚を味わえるのが醍醐味。
全部未勝利で地方競馬に売られて行ったよ
走りそうな血統はそれなりに高いから
庶民には手が出ない
私も一口馬主やってますが配当よりもどのように成長するか見守る楽しさが大きいかなと思います
リターンを期待するなら株とか違う投資を考えるべきかな
私も数年前にやっていたけど、5頭の一口馬主で一頭だけ少しプラスで四頭はマイナスだった
飼葉代や厩舎に預けるお金が毎月マイナスになり
出走まで行けばいいけど、デビューすらしない馬も沢山います。
1口の馬預かるなら3000万ぐらいの馬が1番良いって言っていたな。それを超すと、故障などのリスクが先行して、思い切った調教が出来ないみたい。
複数重賞勝ち馬にだけ出資できる眼がある人以外マイナスでしょ
コロナ禍で例年並みに売れない為の提灯記事かね
最初の頃は1頭20口だったから月の委託料や保険代も高かったけど、配当も多かったし勝てば純金硬貨が貰えた。
それにクラブの馬がG1勝てば優勝記念の台紙付きテレホンカードが毎回送られてきた。
今は会員さんも多くなったし抽選でとかになりましたね。
愛馬が優勝して口取り写真を撮りにウィナーズサークルに行けるのがいいことかな。
というより3歳秋までに未勝利を突破できる馬は全体の3割に満たないのが現実
本当に厳しいよ
良血馬は走る確率は高いだろうけど、お値段だって当然バカ高い
新種牡馬の馬は狙い目とは言うけど、大外れの種牡馬だって珍しくない
馬券以上に当てるのは大変かもね
1勝も出来ずに去る馬がどれだけ居るか
諸経費を除いて馬主がどれだけ儲かるのか
更に繁殖にまわれる馬がどれだけ居るか
一口馬主で家が建つなど 万馬券一点勝負で大当たりと同じくらいの確率だろう
これは投資には成り得ない
母が人気馬だった為、募集価格は高額でしたが奮発しました。
初めての出資馬に、初勝利~重賞勝ちまでプレゼントしてもらいました。
重賞まで勝ちましたが、募集価格が高額であったことや、毎月の維持費等でトントンでした。投資っていうか、趣味で出資する感じが一番楽しめると思います。
たしか公表は一応してたがオルフェやブエナビスタらの有力馬は
最初から満口でほぼコネが無いと一般は購入出来なかったと思う。
一億円超える馬…。そんなにいないよねー。
オルフェクラスの馬が出てくるなんて10年に1度かそれ以上の割合。
実際身銭切って一口やってたらわかるけど、未出走引退馬を含めない数字に意味はないので、一口をやってみようという人は要注意だぞ
「〇〇〇の出資者だったら、△△△万円儲かった。」なんて与太話。
その〇〇〇に出資する傍ら、数十倍の赤字馬に出資しているのが実状。
僕は20年以上一口していますが、トータル収支は毎年赤字です。
当然、個別の馬に限れば黒字も居ますがね。
宝くじが当たれば家買える
それと同じレベル
経験上、儲け度外視で馬主気分も味わってみたい競馬好きの趣味だと割りきってないと火傷するよ。