最終障害で転倒寸前のアクシデントも…立て直して1着で入線
英国の競馬で驚きのレースがあった。ゴール手前で転倒寸前のアクシデントに見舞われた馬が、立て直してなんと1着でゴール。驚きの最後の直線シーンを英メディアが動画付きで公開。「信じられないリカバリー」と驚愕ぶりを伝えている。
🤯 This is Incredible
First Man slithers on landing, but rallies tenaciously under @charliet0dd to score for @olivergreenall in the finale at @wincantonraces 👏
Results & free replays ➡ https://t.co/sBcsavHpYf pic.twitter.com/HSFJc6fK38
— Racing TV (@RacingTV) December 15, 2020
現地時間15日に英国のウィンカントン競馬場で行われた障害レースでの一コマだ。最後の直線で他馬を引き離して先頭に立ったファーストマン。アクシデントが起きたのは最終障害だった。飛越でバランスを崩し、馬の鼻づらが地面に、後肢もぐにゃりと折れ曲がった。転倒か……と思われたが、なんとか踏みとどまった。
驚くのはここからだ。落馬を免れた騎手が立て直し、再び追いはじめると、ファーストマンの闘志に再点火。一度は先頭に出られた他馬を抜き、外から追い込んできたライバルの追撃も封じ込め1着でゴールしたのだ。
衝撃的なレースをレポートしているのは英紙「ザ・サン」。「待って、どういうこと!? ほぼ落馬から勝利へ 騎手の信じられない最終柵からのリカバリーを見よ」の見出しで報じている。
騎手は愛馬を称賛「落馬すると思ったが、立て直してくれた」
「火曜日のウィンカントンで、チャーリー・トッドとファーストマンが奇跡的なリカバリーで勝利を手にした」と伝え、さらに「3.5倍の本命馬は、最後の障害を前にほぼ勝利を手中に収めているように見えた。しかし、最後の柵越えの着地で滑ってしまった。ところが驚異的なリカバリーを見せた。トッドはなんとか鞍にしがみつくと、何とかレースを続けた」と驚きをもってレースを回想している。
また手綱を執ったトッド騎手はレース後、「あの瞬間は落馬すると思った。けれども立て直してくれた。素晴らしい。馬に大きな賛辞を送りたい」と話していたという。
故障に繋がることも少なくない障害でのアクシデント。見事な立て直しを見せた印象的なレースは現地でも話題を呼んでいるようだ。
結果も2着だったから凄いかと(˙꒳˙)
自分なら転びそうになってなんとか立て直したらその態勢から慌てて走り出し足が絡まって結局豪快に転びそう。
今年で言ったらフミノムーンが着地失敗して右脚開放骨折で予後不良になった。
着地の瞬間ズルッと滑ったように見えたけど、馬場が湿ってたんだろうか。
欧州の馬場は日本に比べて深くて柔らかいというけれど、それが九死に一生を分けたのかも。ともかく人馬共に無事で何より。
一歩間違えたら予後不良でもおかしくない