3回東京、3回阪神、1回函館開催が終了し、2020年の競馬も上半期が終了したこととなる。6月に入ってからは騎手の移動制限が解除され、今までのように土日で違う競馬場で騎乗することも可能となった。そうした中で、騎手のリーディング争いに変化はあったのか、各競馬場別のリーディングとともに1か月間の成績を振り返っていこう。
リーディング上位に変化はなし
まず2020年の全体リーディングから見ていく。5月末の時点では、ルメール騎手が勝ち星を一気に積み重ね、それまでリーディングを快走していた川田騎手を逆転していた。6月に入ってもルメール騎手の勢いは衰えず、4→2→2→2→1→1→2→1と開催8日間全てで勝利。15勝を積み重ねて95勝としている。
先月は連続のGI開催に伴い関東遠征が多く、苦戦を強いられた川田騎手。しかし、地元関西で騎乗することが多かった今開催では3→0→3→1→1→2→1→1、合計12勝をマーク。ルメール騎手との差は7勝と少し広がったが、関西圏では安定した成績が残せる騎手であることは間違いない。
3位争いはこの1か月でさらに差が縮まり、混戦模様となってきた。3位の武豊騎手がプラス8勝だったのに対し、4位松山騎手と5位福永騎手はともにプラス12勝ずつを挙げた。これによって、松山騎手は59勝で3位武豊騎手に1勝差、福永騎手は55勝で5勝差まで迫っている。7月末までに順位の変動は見られるのか、引き続き注目していきたいところだ。
戸崎騎手が完全復調
ここからは各競馬場でそれぞれ活躍を見せた騎手に目を向けていこう。3回東京開催で最も多くの勝利を挙げたのはルメール騎手の12勝だったが、注目したいのは10勝を挙げて2位となった戸崎騎手。
昨秋に落馬し、右肘の開放骨折という重傷を負い、前開催の5月23日に復帰。最初の2週間は勝利がなかったが、3回東京開催に入ってから2→0→2→1→1→0→1→3という成績を残している。中でも10勝中5勝が特別レース、そして最終週には土日ともメインレースを勝利しており、完全に復調していると見ていいだろう。また復帰後だったということもあってか、単勝回収率は140%と高い成績が残っている。この成績を受けて、人気馬への騎乗依頼がさらに集まる可能性もあるが、オッズを見て美味しいと思った時は積極的に狙ってみてはどうだろうか。
物足りなかったという面では、前開催は12日間で25勝と大活躍だったレーン騎手は、今開催は8勝止まり。スタートで出遅れることも多く、2着13回、3着8回と勝ちきれないレースも多かった。
リーディング上位騎手による戦い
3回阪神開催は川田、松山、福永とリーディング上位に名を連ねている騎手がそれぞれ12勝を挙げるなど、上位騎手によるレベルの高いレースが繰り広げられた。そうした中で、最も印象的だったのは福永騎手。6月14日には7レース終了時点で5勝の固め打ち、さらに6月21日にも3勝を挙げるなど、夏場に入り絶好調。勝率26.1%、単勝回収率162%と好成績を残している。
変化があったのは松山騎手。これまでは単勝回収率が100%を超えていたが、今年に入っての活躍によって1番人気馬に騎乗することが増え、今開催では79頭中12頭が1番人気馬だった。そのうち6勝を挙げているものの、3回阪神開催での単勝回収率は76%という結果に終わっており、配当面で受ける恩恵は少なくなってきていると言えるだろう。
若手騎手の活躍が目立った函館開催
最後に6日間の開催となった1回函館開催についても振り返っておく。こちらも8勝で横山武騎手、池添騎手、団野騎手の3人が並んでトップだった。
6月28日終了時点で関東騎手リーディング2位につけている横山武騎手。函館でもその勢いはとどまることなく、トップタイの52回と多くの騎乗依頼が集まっていた。特徴的だったのは、8勝中5勝が芝のレースだったということ。そのうち3勝が逃げ切り、残りの2勝も4コーナーでは3番手以内を追走しており、積極的な騎乗が好結果につながっている。
池添騎手は騎乗数34回ながらトップタイの勝ち星をマーク。そのうち芝1200m戦が4勝、ダート1000m戦が2勝と短距離のレースで6勝を挙げているのが特徴的。勝率33.3%、連対率50.0%と短距離レースでの信頼度は高い騎手だ。
2年目の団野騎手は今年に入ってからここまで38勝、すでに昨年の勝利数を上回る活躍を見せている。最もインパクトがあったレースは、6月13日のメインレース函館日刊スポーツ杯。シンガリ16番人気のファイブフォースに騎乗し、好位の内で脚を溜めて直線で抜け出すというレースで勝利、波乱を演出している。
4位にも6勝を挙げた若手の亀田騎手がランクイン。若手騎手の活躍が目立った1回函館開催だったが、例年通りならば2回開催からはルメール騎手も参戦してくる。よりハイレベルの争いとなる中で、どのような騎乗を見せるのか楽しみにしたい。
参照元URL:ルメールVS川田のリーディング争いは7勝差に広がる 注目すべきは混戦模様の3位争い!【3回東京・3回阪神・1回函館開催終了時の騎手リーディング】
ここに書いた騎手以外にも有力な若手はたくさんおり、リーディング争いは楽しみですが、私はまだまだ武豊に頑張ってほしいオールドファンです。G1期待してます。
エージェントはもっと仕事をしないと駄目だよ。
こういうところでデムーロの名前が出なくなったのが残念
まだまだ老け込む歳でもないんですけどね。
騎手の技術でなく、ウマの能力で勝っているだけ。
すっかり勝負弱くなった感がある。
東京コースは紛れが少なく馬の力が発揮されやすいコース。
あと最後これを言ったら議論が終わるが単純に腕の違い。
相手は世界の名手ルメール。
記録に残っても記憶には残らんかも
戸崎も同様
関東はドングリだったけど戸崎が復帰したから、あと半年で戸崎がトップになっても不思議ないと思う。
今年は海外も行ってないよな
豊さん、ルメール、途中からモレイラって感じですかね?困ってるのは池添( ̄▽ ̄;)
ゴルフ三昧。
所詮小心モノやね。
あ、関東の騎手はいないなあ。
しかし彼は、平場では真剣に走らないから。
怪我したら損やから
G1とか賞金の高いレースしか真剣に走らない。
平場の場合は、勝てればラッキーという感じ。
見てても判るわ
初心に戻って欲しいけど最近は余り好きでわない。
デムーロの前向きさは好きです。
菜七子あと20勝出来るように頑張れ。
見る側に害も無いしいいんだが
自分の好きな騎手を崇めつつ他の騎手を
貶すコメントって見てる側も不快だし
逆の事をされた時の事を考えて発言してる人って
多くはないんだよなぁ残念ながら。
数多いと自分達が正義って勘違いするのかな。
そこまでいけばファンじゃなくて信者だと思う。
競馬だけじゃなくどのスポーツにも言える事だし
そういう人達こそファンの見本になる模範的な
振る舞いをしてくれたらいいのに。
自分も贔屓の騎手はいるが
その前に一競馬ファンなので
競馬ファンの質を疑われるような事がないように
努めているつもりだし、ヤフコメの方達も
その点を踏まえて欲しいと思う。
松山は、人気でもちゃんと勝ち切るし、人気がなくても馬券内持ってくる印象!!
北村机はノーザンの馬に乗ってるのも勘弁してほしい。。。
重賞自体もいい馬には乗ってるんだが、いかんせん結果出せずにクビになった後、後任が一発回答のいわゆるリターンが多すぎる。
対して松山なんかは馬質の割にめちゃくちゃ乗れてて、ファンや馬主の信頼を得つつあるよね
武さんには頑張ってもらいたいが…笑
松山君は今、ノリに乗ってますから!
でも、武さんも年齢関係なく
凄いですよ〜…笑
福永さん3位?なら
個人的には松山君、3位が嬉しい…笑
決まりだな
ルメールも何回かはポカするけど大体安定して持ってくる。数字以上にルメールは強いな。戸崎は早く平場だけじゃなくてG1で勝てるようになってくれ……
がんばれー!!
大舞台になれば全く機能しない川田
川田に比べて福永や松山や池添の方がはるかに騎乗はうまいと思う
重賞で1番人気や上位人気を飛ばし続けてるのを見てると
毎週のメイン重賞しかやらないファンにしてみれば
川田がトップジョッキーとは到底思えないだろうな
競馬全体的に関東馬が勝てていないのかね、調べていません。
リーディングなんてまあ毎年決まっているようなものですし、
全く興味ありませんね。