【栗東トレセン発秘話】立ち続けた『シャケトラ』の偉大な最期

シャケトラ

あれから約3か月――。あの馬の思い出をここで振り返らせてもらいたい。4月17日、午前6時。天皇賞・春の1週前追いを開始したシャケトラを襲ったアクシデントと当時の彼の振る舞いについてを。

【2019年 阪神大賞典 (GII) レース映像】

あの日の栗東ウッドは通常よりも良好と思えるコンディションだった。まだ馬場の荒れていない開門直後を狙ったタイミング。前に何頭かの馬が走っていたことで、いつもより内めのコース取りになったが、それは蹄跡のない場所を選んでのこと。

手前を替えるデリケートな瞬間でもない。状態に問題があったわけでも、脚元に予兆があったわけでもないのだ。なのに起きてしまった事故。避けようのないアクシデントなのだが、それでもシャケトラに騎乗した辻野助手はこう振り返る。

「あの瞬間に転んでくれていたら、もう少し軽い症状で済んだのかも。そんなことも思うんです。でも、シャケさんはそこで踏ん張った。踏ん張っちゃったんですよね」

転んでも転ばなくても症状は変わらなかったと個人的には思う。それほどの激しいアクシデントで、辻野助手の耳にはそのときの“音”まで聞こえたそうだ。

だが、そんな状況でもシャケトラが頑張ってくれたからこそ「無傷でいられた自分がいる」と振り返った辻野助手は、シャケトラのことを

「人間味の強い馬…と言ったら変なんでしょうけど、それこそ人間の子供と同じで簡単にへこたれるし、やけに偉そうにもする。そのときの機嫌が態度にはっきりと出る馬だったんですよね」と話してくれた。

アクシデントが起きたときは重賞を連勝したことで、�やけに偉そうにしていた�自信満々のシャケトラ。

下馬した辻野助手と駆けつけた上村助手に寄り添われながら、馬運車に乗り込む瞬間まで倒れ込むことなく、自分の脚で立ち続けた姿は当時の充実した精神状態を示していた――。だが、その状態に戻ったことこそが珍しいことだ。

「何がきっかけだったのか。正確にはわからないんですけど、GIで連敗中だった一昨年秋のシャケさんは、いつも“楽しくない”“走りたくない”と周囲にアピールしていて。状態は悪くないのに、まるで走ってくれなかった。

それが1年以上の休み明けで勝ったアメリカJCCの前は“走りたい”という気持ちを見せるようになっていたんです。常識的には厳しいけど、その一方でもしかして…と思えたのは、気持ちの変化を感じたから。

【2019年 アメリカJCC レース映像】

正直、やめることを覚えた馬が気持ちを取り戻すのは難しい。ほとんどの馬はそのまま終わってしまうものなんですが、シャケさんは違いました。走らなくなった理由もわからないけど、走りたくなった理由もわからない。

ただ、1年の休養を経てからのシャケさんは走ることを本当に楽しんでいて、最後はガキ大将のように他の馬を引き連れて歩いていたほどでした。重賞を連勝したころは胸を張って威張り散らしてましたよ(苦笑)」(辻野助手)

彼の最後の瞬間は紙面では事故としてあっさりと“処理”される。だが、あの瞬間のシャケトラは本当にすごかった、頑張ったとたたえたい。

シャケトラに対しての思いは世界一の上村助手のコメントを引用すれば、おそらく長い連載ができてしまうほど…なので、今回はあえて割愛。「あんな馬にはなかなか出会えない」のひと言だけを入れておきたい。

とにかく素晴らしい馬だった。今年のセレクトセールでは彼の半妹(サマーハの18)が2億1000万円という高額で落札され、購入者は兄と同じ金子真人HD。父はディープインパクトに替わっても勝負服は同じだ。

彼女が大舞台で活躍すれば、そのたびにシャケトラの名が紙面にも登場するだろうし、そうなることを願ってやまない。

参照元URL:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190712-00000038-tospoweb-horse

名無しさん
京都競馬場で見たあなたはカッコ良かった。もっと見たかった。
名無しさん
今年の中長距離は、シャケトラが主役だと思っていたよ…本当に残念だ…
名無しさん
いやぁ、残念ですの一言。勝たせたかったなぁ。さみしいね。
名無しさん
人間の勝手な思い込み
そもそも競馬自体が人間のエゴだけど
名無しさん
1頭1頭ドラマがあるが、やはりこのようなドラマは辛い…
どうかゆっくりと…
蜂須賀双六
弁慶の立往生みたいだ
名無しさん
そのピークの味わいは永遠に謎のまま、か…
名無しさん
少なくとも阪神大賞典を圧勝するまでは誰もシャケトラのことを強いなんて思ってなかったでしょう。
でも、阪神大賞典を圧勝した上、AJCCでは春天を完勝したフィエールマンを抑えこんだ、無事なら春の中長距離の主役はシャケトラだったでしょう。
運命とはいえ、神様は残酷だと思います。
名無しさん
しみじみと胸熱くなる記事。
名無しさん
競馬を始めるキッカケの馬でした。残念。悲しい。
名無しさん
石橋のあのガンガン追う奴辞めさせてくれないかな?そろそろラッキーも怖い、、
名無しさん
各ジョッキーが、おっしゃる一番聞きたく無い音ですね。
一介の競馬ファンですが、全馬無事に牧場に戻って欲しいです。
名無しさん
切なくなる。
名無しさん
競馬ファンとしては、祈ることしか出来ない、
切ないです。
名無しさん
ますますシャトラファンになりました!
名無しさん
テンポイントの死んだ時、高校生でしたが大泣きしました。
それ以来、動物に感情移入しなくなり動物の死に対しての感情に蓋がされた様に思います。
名無しさん
シャケトラの夢は、半弟のシハーブが引き継ぐ!!
名無しさん
涙で文字が読めない
名無しさん
事故は付き物だが、寂しいよね。
関テレの天皇賞(春)の本馬場入場の一番最後にシャケトラを紹介された時はさすがに泣きました。勇姿を見たかった。
お寿司
ドスローだった有馬記念も、騎手が普通に勝ちに行く競馬をしてれば勝ち負けだった。
そうすればG1の勲章を手に種牡馬として引退できていたかもしれない。
ほんとアホジョッキーのせいで運命を変えられた馬だよ
名無しさん
長期休養明けから凄く強い馬になって、天皇賞春でも一番人気になりそうな感じだったけど。速く走る事は足にも負担になるんだなと思った。
名無しさん
本格化してきた矢先だっただけに、関係者の無念さも大きいだろうね。
武豊を落とすのを防ぐかのように、骨折しても転倒せずに耐えたサイレンススズカを思い出してしまった。
仕方の無いこととはいえ、予後不良になる競走馬を見るのは、何年競馬やってても慣れるものじゃないなぁ。
ファンの立場でもそうなんだから、関係者の辛さは計り知れない。
名無しさん
タッキーが好む記事。
bjtaro
こういう気持ちの入った記事は好きだな・・・
ギャンブルで競争馬を使用していることは、どこか頭に入れて競馬せんといかんなぁと思います。
パチンコも競輪もボートもその他のギャンブルはやらないけど競馬は私にとって楽しみでもあります。
ダンツフレームのことは未だに残念ですけどね・・・
重賞勝つのも凄い、冷静に考えれば未勝利の馬がどういう運命たどるのか凄く残酷にも思いますね、悲しい気持ちになりました。
名無しさん
シャケトラ。良血馬と騒がれながら歯痒い結果が続いていても、いつも応援してました。
何か惹かれるものがあったんだよなぁ。
晩年のレースはついに本領を発揮し出したと興奮しまくりで。
記録にはあまり残らないけど、私の記憶にはずっと残り続ける馬です。
名無しさん
長くなっても割愛しなくてもいいですよ。
もっと読みたい。シャケトラを愛したファンは沢山いますので…
妹、活躍して欲しいな…
tet
シャケトラがAJCCで勝ったから
WIN5はずした。
昔から応援してた馬の
シャケトラの復活が嬉しくて
はずした気持ちもだいぶ
楽になったのは今では思い出。
G1勝って欲しかったけど
大ケガでも倒れずに助手さんを守って
ほんとおつかれさま。と言ってあげたい。
名無しさん
AJCCと阪神大賞典は見違えたように強かった。
淀の華麗な姿を目に付けたかった。
とても無念な思いでした。
半妹に名を挙げて欲しいです。
名無しさん
シャケトラをずっと買い続けていた俺。
1年ぶりにAJC杯に出走しても3連単の頭にして
ばっちりはまって俺の思いは通じたんだ。
それが…まさかの予後不良。
悲しかったね。
名無しさん
見たことはあっても、触ったことも一緒に過ごしたこともない馬の話でも結構辛いものがあるのに、ほんの少し前までいた馬房に戻るべきはずの馬が戻らない関係者の気持ちを考えるとなかなかくるものがある。
名無しさん
馬が亡くなるのは本当に悲しい。
名無しさん
動物は我慢強い。人間が一番騒ぎがでかい。
ganbare!japan
読まなきゃいけないのだろうけど、読めないよ、このタイトル見たら(泣)
ありがとう、シャケトラ!
合掌
名無しさん
その妹をセレクトセール2億1000万で買った金子真人の意地と心意気を感じた
名無しさん
たら…れば…
だけど、天皇賞出てたら勝ってたかもね
名無しさん
2017日経賞では目の前で豪脚を見せてくれたシャケトラ。
そしてずっと復活を待っていたAJCCを勝った時は涙が流れました。
久しぶりにファンと呼べる馬と出会えただけに残念。
そしてこの記事を読んでまた涙が流れました。
名無しさん
マイティ亡き後、マンカフェで唯一期待できる後継種牡馬にと思ってた矢先だった。
どうしてくれる、わかってはいるが、どうにもならない。
名無しさん
来年の天皇賞からはトウカイトリックと共にシャケトラも思い出すんだろうな。
名無しさん
今年の今のところのベストアナウンスが、春天のシャケトラ追悼のあれ。どうか向こうで元気にしててほしい。。
名無しさん
鮭虎ってどんな名前だよって思った新馬戦から、高い能力はあるもののG1は勝てないよくある才能馬で終わると感じた昨今。
個性的な馬でしたね。
今年はG1勝つかと思いましたが残念でした。
しかし、ワイン名の馬ってG1勝馬って出ませんね。
mm
偉そうにしていた姿を見てみたかった。想像しただけで微笑ましい。切ないです。
名無しさん
シャケトラ、カッコいい!
名無しさん
とても良い記事ですね。サマーハの19が金子真人オーナーによって落札されたことにも何かロマンを感じます。
名無しさん
切ないです。
競馬ファン歴の長い(40年以上)私は、競馬場でテレビ画面で
数えきれないくらいの悲しい場面を見てきました。
誰でも贔屓の馬はいると思いますが、とにかくまずは「全馬無事で」と
切に思います。
名無しさん
この記事読んだらレース中に故障して主戦だった的場騎手を落とさないように踏ん張って後脚まで故障した大好きだったライスシャワーのこと思い出した。
名無しさん
大器晩成でこれからと言う時に残念です。
三色旗の下に
読めば泣けてくるの分かってたから止めようと思ったのに読んでしまった。
ダメだ案の定泣けてきてしょうがない・・・。
下の妹が活躍して彼の名前が出るその度にまた泣いてしまう気がするよ。
名無しさん
彼のラストランとなった阪神大賞典。
雨が降りやんだが、どんよりした雲に覆われた阪神競馬場に偶然行くことができました。
ただでさえ厳しい馬場コンディションでの長距離レース。
他の馬の脚が上がる中、悠然とゴール前を駆け抜けた姿に、誰もが皆「シャケトラ強いな~すごいな~」と感動していました。
競争馬の事故は決して美談にしてはなりません。
一つの命が失われたことに変わりがありません。
ファンとして、同じような事故にあう馬が少しでも減りますように願うばかりです。
名無しさん
伝説はこうやって生まれまんねんな。
名無しさん
最期に返り咲いた姿は本当に素晴らしかった。
彼らしく、堂々と胸を張って旅立った勇姿を讃えたい。
名無しさん
またしても、読みながら泣いてしまった(;∀;)
シャケトラは本当に強い立派なこだったんですね。
もっと走ってる姿見たかったな~
名無しさん
サイレンススズカもあそこで転倒していれば命は助かったかも知れない・・・て、武豊騎手が言っていたな。
名無しさん
変わった名前だったし、重賞レースにいつも名前があったあなたのことはいつまでも忘れないことと思います、ありがとう…
名無しさん
金子オーナーの力でもこれだけはどうにも出来ないもんね。
名無しさん
強かろうが弱かろうが競走馬は偉大だ。
ライヴで観ているといつも思う。
競争中止とかの場合はTVだと状況が
判らないが現場で観ていると生々しい
光景を目の当たりにする。
強かろうが弱かろうが競走馬は偉大だ。
名無しさん
きれいごと。
競馬は馬にとって虐待でしかない。
馬は走りたいと言うのは嘘で、どの馬も調教は死ぬほど嫌がるし、無理やり行われている。
競馬は虐待で調教師、騎手、馬主、ファン、関わる全ての人は鬼畜で虐待者。
馬を愛するならば競馬の廃止を訴えろ
もう一度、関わる全員が虐待者
名無しさん
AJCCに出走すると、予後不良になる馬が多い。
マンハッタンカフェ産駒が特に。
何故なのだろう。馬場ですか?
ギャランドゥー
内回り巧者とは何たる物か!を再確認した馬でしたわ。
名無しさん
まぼろしの春の天皇賞馬だったかもね
年中暇なaopochiくんww
予後不良のニュースを見たときはショックだったね。
せっかく長期休養明けから復活したところだっただけに・・・
休養明け2戦目が後続を突き放しての圧勝だっただけに・・・
これで天皇賞の優勝候補として印が付けれると思っていただけに・・・

もし天皇賞に出ていれば、2着馬に圧勝していたと思っています。
きっと、幻の天皇賞馬になる運命だったのかもしれませんね。
これから春の天皇賞が開催されるたびに、シャケトラを思い出すことでしょう。

どうぞやすらかに。。

念仏の鉄
AJCCでは自信持って切ったら来たんで阪神大賞典では頭固定で馬券とれたのでよかった。春天直前の事故は驚いて、ただただ残念だった。どうか安らかに
名無しさん
大好きだったシャケトラのことが、もっと好きになる素敵な記事でした。
ずっとずっとシャケトラを忘れないと思います。
ありがとうございました。
名無しさん
今でも本当に残念でならない。頑張って復帰して、阪神大賞典で復活し、まだまだこれから、という時だっただけに…。偉い馬だった。
名無しさん
長々ともったいぶる割には何が本題なのかはっきりしませんな、記者さん
名無しさん
17年の日経新春杯。
ミッキーロケットとシャケトラが演じた激闘は僕の浅い競馬史に鮮明に記憶する名勝負の一つ。
あのレース以来、スポーツとして競馬をより楽しめる事が出来ている。
アデノシンちゃんリンシャン🦉
いつかGIを勝ってシャケトラで乾杯したかったファンは多かったはず。
素質は高かったのにあまりにも悲運の馬でした。